約 70,239 件
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/271.html
421 :名無しさん@ピンキー:2014/02/09(日) 21 56 38.61 ID srMRbbnZ ~~⑤~~ あきつ丸「もうここで寝起きするのが当たり前になってきたであります……」ムクリ あきつ丸(普通に下着を身につけるのがずいぶん久しぶりのような気がするであります……)ゲンナリ あきつ丸「今日は提督が見当たらないであります……ん?これは」ペラ 書き置き『おはよう、愛しのあきつ丸。今日は大本営にキス島沖への出撃許可をもらいに行ってくる。 建前上過去の遺恨は無いとはいえ、今も昔も陸軍とは予算を取り合う仲だ。陸軍に非協力的な将校もいる。 そういった頭の堅いジジイどもを説得しに行かなくてはならない。そんな奴がいる場にお前を連れていくのは 都合が悪いと判断したので、お前は鎮守府に残って留守の間私の代役を務めてもらう』 あきつ丸「……///」(外道なだけではなくちゃんと救出作戦を成功させる気はあるようであります。ちょっと見直したであります)ポッ あきつ丸「ん?もう一枚?」ペラ 書き置き『――追伸、私がいなくて淋しい場合は執務机の引き出しの一番下の段に バイヴとローターが入れてあるので好きに使ってもらって構わない。 ただし外で使うのはやめておけ。私がいないときにバレたらフォローも後始末もできんからな(笑)』 あきつ丸「なっ!///そんなことするわけないでありますっ!」ビリビリバリバリー あきつ丸「はぁはぁ……」(自分はいったい何を一人で熱くなってるでありますか……)ゲンナリ あきつ丸「仕事するでありますか 422 :名無しさん@ピンキー:2014/02/09(日) 21 57 55.56 ID srMRbbnZ ~~お仕事終了~~ あきつ丸「ふぅ、本日の任務も終了であります。報告書は執務机の上でいいでありましょう」ペラ あきつ丸「駆逐艦娘たちの練度も予想以上にあがってきて、この分なら救出作戦の成功率は かなり期待していい数字になりそうであります」 あきつ丸「……」(でも……なぜかあまり心が躍らないであります)ジュン あきつ丸「書き置きだと引き出しの一番下の段に……」ガラッ あきつ丸「そ、そう、これは仕方ないのであります……あの男が毎晩あんなことをするから……」バイヴ ローター あきつ丸「んっ///」(おかしくなってしまったから仕方ないのであります……)ヴィーン あきつ丸「んんっ……んはあ……ぁぁああ……いっ!……///」(イクッ!!)ヴィヴィヴィーン あきつ丸「はぁ……はぁ……///」(淋しくなんか……淋しくなんかないであります……そんなわけないであります……)ヴィーン 423 :名無しさん@ピンキー:2014/02/09(日) 21 59 24.51 ID srMRbbnZ ~~二日後~~ 外道提督「ただいま、あきつ丸」ガチャ あきつ丸「……」 外道提督「二日も留守にしてすまない。頑固ジジイを説得するのに随分と手こずってしまった。 だが、あの手この手でなんとか大本営からの許可をもぎ取ってきたから安心したまえ。決行は予定通り――」 あきつ丸「っ」ダキッ 外道提督「!?」 あきつ丸「ん……///」チュッチュッチュ 外道提督「お、おい!んむ……いったいむぐっ……どうしたっていうんだ!」グイッ あきつ丸「提督の……ご主人様のおちんぽが欲しくて欲しくてたまらないでありますぅ!!///」ハァハァ 外道提督「ほ、ほう……」(二日も時間をおけばかなりの欲しがりさんになると予想はしていたがこれほどとは……) あきつ丸「早く自分のだらしないバイタルエリアにご主人様の立派な大和砲を――///」ハァハァ 外道提督「まあ、待てあきつ丸よ。ここまでくれば私も最後まで約束は果たすつもりだ。 だが今欲望のままに行為に及んで救出作戦が遅れてもいいのか?」ニヤニヤ あきつ丸「うっ……で、でもこのままだと自分は切なすぎてどうにかなってしまいそうでありますぅ!///」ハァハァ 外道提督「いいんだな?仲間の命よりも、今この時の快楽の方が大事なんだな?」クチュクチュ あきつ丸「はひぃっ!自分は仲間の命よりもご主人様と気持ち良くなるほうが大事でありましゅぅ!!だから――///」ハァハァ 外道提督「ふふふ、そこまで言うなら仕方がない。それじゃあ海軍式敬礼をしながらおねだりしなさい」ゲス顔 あきつ丸「はひぃ、自分のだらしないバイタルエリアをご主人様の立派な大和砲で撃沈してほしいでありましゅうぅ!!///」アヘ顔海軍式ダブル敬礼 このあと滅茶苦茶セックスした後ちゃんとキス島沖攻略して陸軍は救出されました ~かん~ 425 :名無しさん@ピンキー:2014/02/09(日) 22 04 25.24 ID srMRbbnZ 俺単独のレスで20レス以上も消費してしまって申し訳ない これにてこのお話は完結となります やっぱり堕ち物系の女の子は落ちかけが一番良い
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/687.html
466 :名無しの紳士提督:2015/07/26(日) 00 33 13 ID oGJD3bxw 空母おばs…お姉さんが美人だったけど書いてみたらその前身の方だった。な…、何を言っているのか(ry なので投下します。 ※一部独自設定 ※ヲ級の上の人=ヲッさんという電波 「今日ハ下ノ奴ハ一緒ジャナイノカ?」 「あいつはあれで恋多き年頃ってやつでして、今頃はしっぽりやってるんじゃないですかね」 「フウン。ソレデ一人酒カ」 「まっ、あっしは野暮な真似する趣味もないんでさ。それにこっちはうまい肴がたくさんある。 こいつを詰め込んで冷てえのをキュッとやりゃあ、あっしにゃいう事はありませんぜ」 ヲ級の上の人が独立して動くところが見れるなど、恐らくこの街ぐらいだろう。 ましてや触手を器用に使ってカウンター席によじ登り、これまた器用に酒盛りとなれば、知らぬ者にとっては全く予想だにしない現象に違いない。 「姐さんの下の人は……こいつは野暮でしたかね。すいやせん」 「イヤ、構ワナイサ。アイツモ私モプライベートハ別ケル主義デナ」 カウンターの隣に座っていた女は、そう言うとグラスを磨いているマスターを呼んだ。 「マスター、彼ノコレヲ私ニ払ワセテクレ」 「えっ、いやいや。悪いですよそれは」 隣で聞いていた上の人は驚いて断るが、女は気にする風もなく席を立ち、自分の会計+もう一杯分の代金を支払った。 「気ニシナイデクレ。口止メ料ダ。ソレジャ楽シイ夜ヲ」 「すいやせんねぇ……。それじゃご馳走様です。楽しい夜を」 女が店を出る。「ありがとうございました」というマスターの声と、うねうねと器用に触手を振る上の人に送られて。 「済まない。待たせたな」 「イヤ、構ワナイサ。ソレヨリ本当ニイイノカ?」 少しして店の入り口の前で待っていた女に店内から彼女を追う様に出てきた男が声を掛ける。 「構わんさ。本当にまずい奴なら今ここには居ない。おそらくは本国で会議中だろうさ」 「マア、ソウダロウガ……」 ここは男の国ではない。かといって女の国でもない。両者の間に設けられたDMZ(非武装地帯)。 何度目かの期限付き休戦により、二人は初めて戦場以外で出会った。 先に誘ったのは女の方だった。 先程の店でたまたま隣に座った男に声を掛け、取り留めのない会話の後、お互いの立場を分かった上でその体をねだってみた。 「折角ダカラコッチノ男ノ体トイウモノヲ味ワッテミタイ」と。 何が何でも彼が良かった訳ではない。 からかい半分でそう尋ね、もし断られたら街に出て安い男娼でも買おうかと考えていた。 だが男が「物好きな奴だ」と首を縦に振った所で話は変わった。 結果、提督と空母棲鬼という奇妙な二人組が夜の街を歩く。 もっとも、表だってそれを奇異なものとする者は誰もいない。 明日の朝、休戦期間の終結までの間は、それがいかに奇異に映ろうとふたりともごく普通の男女である。 平和というものはこういう事なのかもしれない。そしてそれが異質であるという事が、彼らの関係性を物語っている。 「それに、誘ってきたのはお前さんだ。酔狂と言うかなんと言うか」 「ソンナニオカシナ事カ?折角男ニ抱カレルノダ。見ズ知ラズノ他人ヨリオ互イ知ッタ仲ノ方ガ良イト思ッタンダガナ」 お互い知った仲とはいうが、敵同士ではないか。そう言いかけて提督はやめた。 明日の朝までは敵ではないし、以前からDMZに設定されているこの街では、先程のバーのマスターや行きかう人々も深海棲艦を敵と認識していない。 そして何より、彼女の誘いに乗った時点で提督自身そこまで意識してはいないという証明になっている。 結局、それぞれの所属する組織が敵対しているからお互い知りあって戦っているのであって、それが無ければただの男と女。 見ず知らずの誰かに対し憎しみを持ち続けられる者はなかなかいない。 勿論家族や友人やその他大事な者を殺されれば、または何かを奪われれば違うのだろうが。 「まあ、俺も人の事は言えんな……。悪いがコンビニに寄っていいか」 「アア。ソレナラ私モ行ク」 大通り沿いにあるコンビニにも人間と深海棲艦が両方屯していた。 「しゃーせー」 店員も慣れたもので、相手が本来は敵の筈でもいつも通りの接客態度だ。土地柄というものか。 ATMに向かった提督と別れ、空母棲鬼は籠を持ってお菓子売り場に向かう。 提督には心なしかその目が輝いているように見えた。 提督がおろした万札を崩すためにいくつかレジを通していると、もう片方のレジに店員が入り、並んだ客を処理し始める。 これによって二人はほぼ同時に店を出たが、空母棲鬼の手には大きなビニール袋が提げられていて、中にはチョコレート菓子が大量に詰められていた。 「チョコレート好きなのか」 「ト言ウカ、コッチノ菓子ハ大体好キダ。ソレニチョコレートハ土産ニ買ッテイクト皆喜ブカラナ」 「コンビニのチョコが土産ねぇ…、そっちには無いのか?」 「アル事ハアルガ、コッチノヲ食ベテシマウト食ベルタイルニシカ思エナクテナ」 提督はこの街で深海棲艦達を見てきて一つ彼女らについて発見した特徴があった。 陸での彼女らは皆妙に気前がよい。 疑り深い者であれば地上での買収工作であると考えるかもしれないが、そんな抜け目のなさを感じさせない。 どちらかと言えば、観光に来たお上りさん然とした姿と言ったほうがよいかもしれない。 そしてどうしてかは分からないが、彼女達からどこか子供のような印象を受けるのだ。 それは隣を歩いている大人じみた深海棲艦も例外ではなかった。 「さて、時間もあまりないな」 数分後、連れ込み宿と呼んだ方が相応しいような、古いラブホテルの一室に二人はいた。 時間が来れば二人とも元の場所に戻らなければならず、今夜のうちに済ませてしまう必要がある。 提督は空母棲鬼に先にシャワーを浴びさせ、ふと今日までの事を振り返る。 確かに深海棲艦によって海の安全は脅かされるようになっているのかもしれない。しかし、かと言って即干上がる訳ではない。 いくら深海棲艦といえど量・質ともに世界各国を同時に敵に回し、それら全てに優勢であることなど到底できない。 となれば、ヒト・モノ・カネの流通がかつてないほど盛んな現代において、それらを武力だけで完全に途絶えさせるという事は事実上不可能なのだ。 今日のバーやコンビニに多少値上がりしたとは言えちゃんと商品があったのが何よりの証拠だ。 つまり、深海棲艦が多少暴れたところでこの世はそう簡単には動かないのだ。 勿論、敵である以上憎んではいるし、連中を撃つことに何の違和感もない。だが、命令が無ければそれを進んでしたいとも思わない。 極端な話、任務以外で敵軍の軍人を、つまりほぼ面識のない赤の他人を殺したいかと問われれば必ずしもそうではない。 軍人としてのスイッチが入っていれば、任務として、例えば丸腰の深海棲艦達を虐殺しろと言われても恐らく平然と実行するだろうが、 そこに何ら個人的感情は存在しない。 多少は同情もするかもしれないが、相手が同じことをする可能性がある以上そんな一時の感情で任務に異を唱える気はない。 勿論憎悪に突き動かされる提督も少なくは無いし、その気持ちは彼も分からないではない。 自分だって大事な人や物を奪われれば同じ考えを持つかもしれないし、徹底的にプロパガンダを刷り込まれればまた違っていただろう。 結局、そこの差かもしれなかった。だから今こうして連れ込み宿の一室で乳繰り合おうとしているのだ。 一応弁解すれば、彼は自分の艦娘が嫌いなわけではないし、寝返るつもりもない。 だが、それとこれとはまた別だ。今現在敵でも味方でもない女を抱くことに特に問題は無い筈だ。 「待タセタナ」 空母棲鬼がシャワーを終えて現れた。 バスローブ一枚の彼女は白い肌から湯気が立ち上り、 シャワーを浴びるにあたり降ろされたサイドテールは、大部分のその他の髪と同様腰のあたりまで伸びている。 入れ替わりで提督もシャワーに向かった。バスローブ一枚=その下は裸の空母棲鬼は果たして空母棲鬼なのか、 それとも空母棲姫なのかなどと考えながら。 それから更に数分後、二人は大きなベッドの上に転がっていた。 提督の股間には、先程コンビニで買ったゴムが取り付けられている。 「大丈夫ダゾ。私ピル飲ンデルカラ」 「一応念のためだ。何かあったらお互い困るだろう」 言いながら仰向けの空母棲鬼の上に覆いかぶさる。父親のいない子供を産ませるつもりはない。 二人の唇が触れ、提督の舌が滑り込む。 「ンッ…、ン……ッ」 空母棲鬼の細い指が提督の背中に回り、口から洩れる音に合わせて彼を抱きしめていく。 「ンッ…、ハァ……」 くちゅと音を立て提督の舌が引き抜かれると、細い一条の唾液が薄暗い照明の中でも見えた。 空母棲鬼は白い頬を染め、潤んだ瞳で提督を見上げている。恍惚とも期待とも取れる顔。 その顔の下に提督が消える。 「ヒャン!!」 空母棲鬼の体に電流が走った。 提督の舌が、彼女の豊満な乳房を愛撫している。 舌はその斜面を駆けあがり、頂上に達するとそれを舐めとり、また同じように斜面を駆けあがる。 「ヒャ…ッ!ア……ッ!アンッ!!」 登頂の度に上がる嬌声をBGMに提督の舌はその活動範囲を広げていく。 「ヒアアアッ…、アヒ……ッ!」 上気した白い肌はむせ返るほどの色香を振りまき、雌の臭いがベッドの上に充満する。 不意に提督の指が空母棲鬼の膣に触れる。 温く湿ったそこの感触を確かめると、指を更に奥へと進ませる。 「ア…ッ、アア……ッ」 指先に纏わりつく粘液を見て頃合いを悟った提督。 空母棲鬼の両足を抱えると、そのまま股を広げてぱっくりと開いた膣を目視する。 「直上より急降下……っと」 隆起した一物が突き下ろされる。 「ンアッ!!アッ、アアアッ!!」 侵入してくるそれを包み込みながら一際大きく喘ぐ。 提督の背中に廻していた手は、彼の掌と大きさを比べるように握られていて、侵入に際してぎゅっと強く力が籠る。 「んっ、くっ、……動くぞ」 「アッ、……イイゾ。ヤッテク―ヒャア!」 提督の腰が動き、それに合わせて一物も動き、その度に全身に電気ショックの様な快楽が走り抜ける。 「アハッ、イイッ、イイゾ!」 空母棲鬼はおそらく生涯で一番興奮していたといっていい。 目の前の男は、敵であることが悔やまれるほど体の相性がいいのだ。彼女の体が知っている何人かの男など比べるべくもない。 腰が浮かび、また沈む。その動作だけを何度でも、腰がいかれるまで続けたいと思う程だ。 「うっ……、くっ…、行くぞ」 「アアッ、アッ、アアアーッ!!」 一際大きい嬌声が上がり、ぐったりと動かなくなる空母棲鬼と一物を引き抜き、彼女を抱きしめるように寝そべる提督。 暗い部屋に二人の荒い吐息だけが響く。 「ハァ……、ハァ……、羨マシイナ……。アナタノ、艦娘ガ……」 靄のかかったような頭で天井を眺めながら隣の男にそう囁く。 「……誤解するな。あいつらとは清い関係さ」 位置の関係上、耳元で囁かれているようで首筋にくすぐったさを感じる。 「で、どうだ?こっちの男の味は」 「……スルンジャナカッタ」 「ほう?不満だったか?」 「帰ッタラ、コレモ満足ガイカナクナル」 そう言ってうっとり笑う空母棲鬼。 提督はわずかに口元を歪ませる。こんな事でも、いや、こんな事こそ、美女から評価をされれば男というのは喜ぶものだ。 「マァ、祭リノ締メニハ良カッタ。アリガトウ」 そう言われて、提督は彼女達がどこか子供っぽく見える理由がなんとなく分かった気がした。 彼女達にとって休戦期間の上陸とは、一種の祭り、非日常の楽しみなのだ。 いつその命が終わるかもしれない以上、この祭りはこの世の楽しみ納めかもしれない。 となれば、悔いを残さず楽しみ尽くしたいと考えることは何もおかしくない。 そして人というものは大抵の場合、楽しむときに楽しみ尽くすための行動は刹那的に、そして気前よくなる。 或いはうまい肴と美酒に舌鼓を打てればそれでいいというヲ級の上の人のように。 或いはただ興味本位で本来なら敵である男に抱かれてみたいというこの空母棲鬼のように。 そして或いは、本来は敵である行きずりの女の相手をしている提督のように。 (おれもこいつらも同じ……か) 怪物と戦う時は自らが怪物にならないよう心せよ。ニーチェのこの言葉に提督は言いたかった「そりゃ無理だ」と。 「サテ、ソロソロ帰ラナイトナ」 祭りの終わりがそうであるように、彼女もまた一抹の寂しさを感じていたのだろうか。 自分に言い聞かせるように呟いて体を起こす。 明日の朝は敵同士。死ぬかもしれないし、殺すかもしれない。 「一人で帰れるか?」 「大丈夫。子供ジャナインダ」 ホテルの前で二人は別れることにした。 深海棲艦と人間、それぞれの帰路が定められており、時間までに決められた場所で拾われなければ帰れない。 「門限付きとは、まるで箱入り娘だな」 「フフフ。マアオ互イ様ダロウ?」 言われて提督も苦笑する。 彼とて門限に間に合わなければ、出迎えてくれるのは艦娘ではなく憲兵となる。無論その後は訳を聞かれ、軍法会議に着任だ。 大通りには既に両者の行列が反対の向きに出来始めていた。 「では」 「ウン」 二人は踵を合わせ、互いに敬礼する。 「「貴官ノ健闘を祈ル」」 そのまま両者同時に踵を返すと、それぞれの行列に加わる。 一度も振り返らずに進む。これでお互いただの軍人だ。 (今から帰れば一眠りできるな) 酒と煙草の臭いのする行列の中、提督はそんな事を考えていた。 全サーバ群メンテナンス&アップデート、稼働全サーバ群ともに【作業完了】致しました! 終 +後書き 472 :名無しの紳士提督:2015/07/26(日) 01 00 39 ID oGJD3bxw 以上スレ汚し失礼しました。 深海組鹵獲とかで使えるようになったら空母お姉さんは相当人気出ると思う 美人だし強いし美人だsあああああああキラ付けした奴から大破させんじゃねえクソヴァヴァアアアアアア 深海語は漢字使わないと読みづらいのが弱点か これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/3014.html
異形提督ディス・アルゲティ R 光/闇文明 (7) クリーチャー:コスモ・ウォーカー/デーモン・コマンド/エイリアン 5000 ■マナゾーンに置くとき、このカードはタップして置く。 ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中にあるすべてのエイリアンを自分の手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。 ■相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によって、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに置いてもよい。 フレーバーテキスト 収録 DMA-01「アナザーエピソード」 36/110 マッドネス能力と同種族限定の手札補充能力を持つ、エイリアン版の「提督」 しかし最近の流行りに合わせてか、マッドネス部分が《永遠のリュウセイ・カイザー》仕様に変更されているので、既存の提督とは、また違った運用もできる・・・かもしれない。 半端な種族設定は、エイリアンが初登場したDM-39の《巡礼者ヴィーワイ》《毒針の暗殺者アンタレス》から、それぞれ取られている。 尚、カード作成時、《蒼神龍カノウプス》は作者に忘れ去られていた。 作者:焼きナスオ 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/215.html
提督×摩耶6-527の続き 響です。例によってヤンデレ気味なので、嫌いな方はスルーをお願いします。申し訳ありません。 『慢心ダメ絶対』 「て、提督……」 執務室の床の上に跪いた軽空母・千歳は、胸元の手を心細げに動かしていた。 窓の外で、南海の風が荒れ狂う日だった。空は墨のような雲に覆われている。雨の気配を孕んだ 風が、悲鳴をあげて窓の外を通り抜けた。 艦娘たちは報告を終え、提督の返事を待っていた。ドロップ組の艦娘たちは、棒立ちになり、 なにやら顔を曇らせている。建艦された艦娘たちは、提督の前に跪き、ドロップ組に輪をかけた、 絶望の表情を浮かべていた。 提督はカップへ茶を注いだ。 「お前たちは、何一つ落ち度がない」 湯気を通して見える彼の顔は真っ白だった。金剛のティーセットの食器を扱う手は震えている。 戦艦・比叡は苦しげに両の拳を握りしめた。 「司令……庇えなかった私に責任があります。私が旗艦だったんですから」 「違う。俺のミスだ。大破してると気付けなかった」 彼は指揮官を見ている艦娘たちを見回した。 「君たちは何も悪くない。さあ戻って休め。よく帰ってきてくれた」 「なんだろう、司令官?」 「最近は遠征任務ばかり任せているが、不満じゃないか?」 提督は、彼に作られた艦娘の一人に問いかけた。 太陽は出ていなかったが、静かな日だった。波が砕ける音がかすかに執務室まで聞こえてくる。 その音に耳を澄ませながら、提督は響の長い銀色の髪を指で梳った。彼の指に心地よく目を閉じつつ、 作戦から帰って来た駆逐艦・響は答えた。 「Нет проблема……問題ない。私はあなたの命令に従う」 「頼もしい。お前に『忠実』と名付けたソ連の担当者は正しい」 立ったままの響に、後ろから提督は愛撫を加えていた。彼が新しく刺激を加えるたび、響が机の上に 置いた手は震えた。それを横目に楽しみながら、提督は響の耳朶に囁いた。 「後で、お前も対潜水艦作戦に充てる。もうすぐ二段階改造できるだろう」 「ん……Как Конго или Китаками?」 「そうだ。金剛や北上さんのようにな。そのあと、キス島攻略作戦を任せる。吹雪や島風と一緒に、 あの島から兵員を救出する」 提督は響の、若木のような白く細い脚に手を這わせた。陶然と打ち震える響の項にキスマークをつけ ながら、彼は続けた。 「深海棲艦どものくびきに落ちた人々が、お前たちこそ解放者と期待している。お前たちの戦いは、 解放戦争……正義の行いだ」 「Я понимаю... 理解した」 提督は響の腰に手を這わせ、スカートごと下着を下ろしていった。 「あ」 響は吐息を漏らした。 提督が響の尻に口をつけて舐め始めた。提督は片手で露出した自分を握りしめながら、 もう片方で肉付きの薄い響の尻を押さえ、舌を出して舐めまわす。 真っ白な尻を十分に汚し終えると、提督は娘の腰を持ち上げ、屹立した自分の股をあてがった。 「ん……」 響が雪のような白い頬を赤く染めた。彼女へ侵入していった提督が途中で腰を落としたので、 響は後ろから抱きかかえられる形で、完全に彼の膝に収まってしまった。 提督が響の小柄な体を抱きしめ、腰を突き上げる。響は彼の膝の上でのけぞり、白い喉を震わせた。 彼女が机へ手をついて突き上げた尻を、提督は押さえつけた。濃すぎる快楽に響が悲鳴を漏らすと、 提督は彼女の半身を抱き起こす。 提督が響を嬲り回していると、ノックの音とともに、静かな声がかかった。 「提督。第一艦隊が帰投した」 「入れ」 「し、司令官、さすがにそれは」 平然と答える提督に、響が怯えた声を上げた。 「造物主殿――」 「み、見ないでほしい、長門」 長門は机の上で繰り広げられている痴態を目の当たりにし、声を止めた。 提督の膝の上で凌辱される響の姿は、人間に悪戯される白鳥のようだ。長門は、その姿を紅玉色の瞳に映し、 目を背けるでもなく、嫣然と微笑した。長門は提督へ跪き、楽しげに訊ねた。 「お父様……後回しにした方がいいだろうか?」 「報告しろ」 響の小柄な体を犯しながら提督は答えた。長門の前で、響を突き上げてみせる。 「あうっ」 「了解した、造物主殿」 響があられない嬌声を上げ、長門が頭を下げた。 「軽巡洋艦と軽空母による対潜水艦作戦は順調。遭遇した空母と戦艦は、造物主殿のお言いつけ通り、 夜戦に持ち込んで、すべて沈めている」 「彼女たちは千代田と木曾を殺した。一匹でも多く沈めて、海の底の二人に届けてやる」 提督は言いながら、バラバラになった深海棲艦たちの姿を思い浮かべた。 彼の娘を殺した者たちの無残な姿を思い浮かべると、ますます陰茎に血が集まった。さらに大きくなった陰茎に 子宮を突かれ、響は半開きになった口から喘ぎを漏らした。 「あっ、はあ……っ」 提督は響から引き抜くと、響を机の上に仰向けにさせる。響が物欲しげに見つめる前で、 提督はふたたび彼女へ湯気の立つような先端をあてがった。銀色の草叢が歓喜に震え、提督を呑み込んでいった。 彼を締め付けて味わう響を楽しみながら、提督は響のセーラー服の胸倉をつかみ、力任せに引き裂く。 音を立てて生地を破り捨てた後、乱暴に下着をむしり取って、硬くとがった乳首を口に含んで舌で転がす。 「あああっ! うあああ!」 提督に手首を押さえつけられ、響は目も憚らず、頭を振って叫んだ。提督が蠕動する膣に興奮し、 ますます深く響を抉ると、響は立て続けに絶頂した。響は前後もわからず、提督の頬へ手を添え、 ひたすら彼が送り込む唾液を啜った。 「ん……う……ちゅる、ぴちゃ、う……」 響は提督の胸元にしがみつき、潤んだ目でとどめを求めた。 「しっ、司令官っ」 提督は求めに応じた。陰茎を引き抜くと、暴れ狂う男根を握りしめ、夢うつつの快楽に喘いでいる響へ切っ先を突きつける。 陰茎が爆ぜ、罪の証が響の顔を穢した。 「あ、あ……Мой творец……造物主殿、熱い……」 赤黒い洞を開いたまま、響は執務室の床の上へずるずると崩れ落ちた。響は、顔を汚す滴を震える指先で掬い取った。 恍惚とした表情のまま、それが極上の甘露であるかのように口元へ運ぶと、蕩けきった表情で嚥下した。 「司令官?」 気遣わしげな声に、提督は目覚めた。 実に不愉快な記憶だった。快楽の残響など微塵もなかった。意識が覚醒すると同時に、虚無が胸を満たす。 この暗渠は心の奥底に穿たれて、ずっと居座り続けるだろう。 目を開けたまま黙り込んでいる彼に、吹雪は気の重い表情で言い足した。 「申し訳ありません、ひどく魘されていらっしゃったものですから」 「吹雪」 提督は坐したまま、吹雪の腕をつかんだ。その握力に、吹雪が思わず顔を歪めると、提督は強張った顔で言いつのった。 「信じてくれないかもしれないが、聞いてくれ。俺は撤退命令を出したつもりだったんだ。嘘じゃない。千代田の時も、 木曾の時も、響と村雨も、わざと進めたことなんか一度もない」 彼の弁明はなかば叫ぶようだった。吹雪が何も言えず提督を見返すと、彼の声は小さくなっていった。 「俺は……君たちと一緒に戦うつもりで……」 力なく俯いた提督の肩に、吹雪は手をやった。吹雪は彼が求める答えを与えた。 「知っています。全部知っています。この艦隊は皆、あなたのことが大好きですよ」 「許してくれ!」 提督は俯いたまま顔を手で覆った。 「君たちは、俺を信じてくれたのに……それなのに俺は」 吹雪は、彼の頭を胸に抱いた。彼女は、彼を抱く腕に優しく力を込めた。声も出ず震えている彼の髪を、ただ撫でた。 提督は彼女の手を取り、手の甲にキスを落とした。 吹雪への誓約だった。 足音が廊下の奥から近寄ってきた。 「造物主殿!」 長門が、執務室の扉を開け放った。彼女の美貌は、歓喜に輝くようだ。 吹雪から提督は体を離した。指先で目元を拭う彼の姿を見た途端、長門の中に、その指先を今すぐ唇に入れて 舐めしゃぶりたいという衝動が沸き起こった。衝動をおさえつつ、長門は彼女を建艦した帝王へ拝跪の礼を取った。 長門は、座ったまま彼女を見下ろす創造主の驚異と栄光に平伏した。 「我等が指揮官、造物主殿」 「提督……私たちに艦娘の身をお与えになり、新たな航路を示される方」 同じように跪いた重巡洋艦・熊野が、長門の後を取った。彼女は自分を創造した主の神威と神智に敬服しつつ上奏した。 「御前に、私たちの姉妹を連れ帰って参りましたわ」 提督は怪訝そうに眉間に皺を寄せた。 建艦組の艦娘たちは、喜色満面に、出撃中に第一艦隊が発見した艦娘を前へ押し出した。その顔を見て、 提督は毫も顔を動かさないまま、金属的な声を発した。 「……響」 「なんだい、司令官?」 響は怪訝そうに提督を見返した。提督はしばらく無言で、彼を見上げる響の目を見返した。 やがて、彼は口を開いた。 「Помнишь меня?」 「Нет、私は覚えていない」 「そうか。失礼した。何はともあれ、これから君も艦隊の一員だ」 響がよどみなく答えると、提督は軍帽の庇に手をやって面を隠した。 「吹雪。彼女にラバウル基地を案内してくれ。それから装備もつけてやって欲しい」 「は、はい、司令官」 彼の声に、吹雪は危険な緊張を聞き取った。 新入りの艦娘の二の腕に手をやると、吹雪は彼女と一緒にその場を離れた。熊野と長門は、困惑の表情で 部屋を出ていく二人を追った。ドアが閉まると、熊野は承服しかねる顔で創造者を見上げた。 「どうなさいました、提督? 私たちの姉妹が帰って来たのですわ」 彼の賞賛の言葉を待ちわびる艦娘たちの前で、提督は、ゆっくりと立ち上がった。震える手を机に置いた彼の目は、 軍帽の庇の陰で、陰火のように燃え盛っていた。 「お前たちの姉妹ではない」 その声は、地獄の闔から抜け出てきたような、低く、底冷えのする、這うような声だった。大気をつんざいて響くのではなく、 腹の底まで滲み込んでくる、深淵の声だった。 「お、お父様……」 長門はたじろいだ。 二人の艦娘を一瞥もせず、提督は腕を組んだ。提督は虚空を睨んだまま、平静な声で言った。 「長門。俺が建艦した艦娘全員に、今日は俺の部屋に来るなと伝えろ」 「でも……」 提督は、長門を無言のまま見返した。それは、あの真っ黒な、暗い狂気が燃える目だった。 長門は息をつまらせた。彼女は目を泳がせ、所在なさげに胸元へ手をやった。長身の美女は頭を絶対の創造主の前へ垂れた。 「わかった、造物主殿……」 Das Ende/koniec/конец/おわり
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/145.html
久々の長期遠征から帰った不知火。 鎮守府の長い廊下を抜け執務室の扉をくぐるとそこは (p)http //kancolle.x0.com/image/28691.jpg な光景であった。 慣れ親しんだどことなくボロ臭い壁と床、窓にかかっていた赤いカーテンは姿を消し 壁はピンクドットな壁紙、真っ赤な絨毯にティーセット、なんか落書きのしてあるガラス窓 部屋の隅には季節にはまだ早い白いツリーが置いてあり トドメに壁には何故か『第六駆逐隊』の掛け軸がかかっている。 見慣れたものは提督と自分の机くらいだ。 まさかとは思いながら一旦外に出てみると、やはりそこは執務室に続く鎮守府の廊下である。 再び中には入りしばらく頭をひねっていると後ろから声をかけられた。 「すまない、出迎えに間に合わなかったか。おかえり不知火」 「お~、ぬいぬいおっかえりー」 「司令に鈴谷さん……これは一体何が起こったのでしょうか?」 「あーこれな……」 提督も苦笑いを浮かべている。 「うちは基本こういうのに金をつかわかったんだが予算はおりているんだ。 で、基本的に寮の改修やら間宮さんの方に金を回していたんだが こういう使い方もしていると報告しないとこの手の予算が次からおりなくなるんでな」 年末の道路工事みたいなもんだ。 とざっくりと説明されてだいたい納得する。 「それにしても少し派手すぎないでしょうか、落ち着かない気がするのですが…」 「それはコイツに文句を言ってくれ」 そう言うと提督は鈴谷を指さす。 「えー、どうせなんだから可愛くしたほうがいいじゃん」 「……鈴谷さんの趣味ですか」 ガックリと肩を落とす不知火。 ちなみに掛け軸は部屋を見た第六駆逐隊が作成して飾ってくれとねだってきたものである。 「あーなんか傷つくなーその反応。他の娘たちには結構好評なんだよ?」 「いえ、主にこの部屋を使うのは司令と不知火なのですが……」 「机は変えてないし大丈夫大丈夫、慣れるって」 得意満面な鈴谷を見た不知火はハーっとため息をつき諦める事にした。 遠征から戻ったばかりにも関わらず溜まった書類を整理し始める不知火と提督。 鈴谷は基本ブラブラしつつたまに不知火から頼まれた仕事を手伝っている。 提督にとってはかなり意外な事に、二人の仲は最近悪くはない。 鈴谷が前ほど仕事の邪魔をするでもなく、むしろ手伝っているということもあるかもしれないが あの不知火にもまったく物怖じせず接することのできる鈴谷のフランクな性格のなせる技なのかもしれない。 しばらくすると扉がノックされた。 「提督、今よろしいですか?」 「ああ、間宮さんですか。どうぞ」 返事をすると間宮がお盆を片手に入ってきた。 「あら、どうしましょう」 「??? なにか?」 「いえ、提督と不知火さんにアイスの差し入れを持ってきたんですが、鈴谷さんもいらしたんですね」 「ああ、アイスの数ですか」 「はい」 「なら二人にあげてください、こっちはお茶でも飲みますから」 「そうですか? ではお二人ともどうぞ」 そう言って不知火と鈴谷に間宮アイスを渡すと間宮は一礼をして部屋から出ていった。 「提督あざーっす」 「申し訳ありません、不知火たちだけいただくなどと」 「ねーねー提督」 「ん?」 「どうせだからさぁ、あーんするから食べさせて。そしたらお返しに食べさせてあげるから♪」 またアホなことを言い出し始めたよコイツは…… と思っているとまるで加賀張りに「ここは譲れません」とばかりに不知火が接近してくる。 「鈴谷さん、いくらなんでも司令に対して無礼ではないでしょうか?」 「いや、別に食べさせるくらい構わんのだが……」 「構わないってさー、ぬいぬい? あっ、そうか。ぬいぬいも食べさせてもらいたいんでしょ~?」 「ッ……!!!!!」 とたんに顔を真っ赤にする不知火。 なんだか不知火も随分わかりやすくなった気がするな、などと提督が思っている間に勝手に事態は進行している。 「で、では、その……じゃんけんで勝った方がということで……」 「あっれ~、いいのかな? こないだの夜戦は鈴谷の勝ちだったのに」 「今度は負けません」 真剣な顔をして一体何やってるんだろうこいつらは……呆れながらも口を出すのは憚られるので静観する提督。 「「じゃーんけーん」」 「「ぽん!!」」 「う……嘘……負けた?」 「フッ……」 今回は不知火の勝ちのようだ。 「で……では司令。そ、その……お願いしてもよろしいでしょうか」 「はいはい」 そう言いながら不知火のアイスをスプーンですくい、彼女の口元に持っていく 「ほら、あーん」 「あ、あーん」 アイスを口にいれた不知火、なんだか顔がにやけるのを必死に押さえつけているような妙な顔になっている。 しかしなんというか他人の前だというのにこんなことをする不知火など 少し前までは全く想像もできなかった。 まぁ近くにいるのが鈴谷だからかもしれないが。 話を聞いていても自分の事についてはあけすけに喋るが『不知火がどうしたこうした』という噂は全く聞こえてこないあたり わりとそのあたりのTPOは弁えているのかもしれない。 「で、では司令、どうぞ」 自分が口をつけたスプーンにアイスをすくい提督の口元に持ってくる不知火。 必死にポーカーフェイスを装っているが顔は真っ赤で口元がヒクヒクと引きつっている。 「ああ、ありがとう。で、あーんは?」 「あ、あ……あーん」 「あーん」 パクっとスプーンを咥え、アイスを食べる。 美味である、さすがは間宮さん特製のアイス。ファンが多いのも頷ける。 よくよく考えればこれ以上ないほどこっ恥ずかしい どころか不知火に至っては鈴谷以外に見られたら自決するんじゃないかというやりとりをしながら アイスを消費していく。 一方鈴谷は「ブーブー」とブーイングをしながら自分のアイスを頬張っていた。 次の話
https://w.atwiki.jp/kancolle_ero/pages/593.html
前回の話 「あ、ありがとう……。でも、私の心は常に扶桑姉様と共にあるの、ごめんなさい……」 好意を向けられる事に慣れていない私でも分かった。 向けられた好意を拒絶する事のどんなに心苦しいことか。 ああ、そんな顔をしないで。目を逸らしたくなる。 しかしそれは許されない。 「そうか……」 提督は、私へと差し出したそれを引きずるように引き戻し、手持ち無沙汰にポケットへしまった。 沈黙が辛い。 こんなときは、何を言ってあげればいいの? 不幸者にそんな物を贈る提督は好き者ですね、とでも言って茶化す? 提督なら他にそれを貰ってくれる娘がいる、とでも言って慰める? あり得ない。 そんな軽薄な言葉を放つ勇気なんかない。 告白するときの真剣な様子からあまり変わっていない、と思いきや、 しっかりと私の言葉を受け止めて落とす瞼、気迫のなくした声を搾り出す提督を、 元気付けてあげる術など私には見つけられなかった。 「今言った事は忘れてくれ。小破した分を修復したら寝るといい。明日も頼むぞ」 提督はポケットにそれをしまいこむと、至って普段の様子を取り繕った。 想いを棒に振ったのに、"明日も頼むぞ"だなんて。 いや、秘書の板にはすっかり着いたから使ってもらえることに嫌悪感はないのだけど。 少し、ほんの少し、抵抗を感じてしまわずにはいられない。 ……おやすみ。 「え? は、はいっ、おや……」 ばたん。 提督は、私の言葉を待たずに奥の扉を閉めてしまった。 自身が言いたかっただけか。 やけに遠く感じるその扉へ駆け寄る勇気もなく、私は執務室を後にして修復ドックへ向かうことにした。 …………………… ………… …… 一日の疲れをドックにて完全に流す工程を踏んだはずなのに、不思議と流せた気がしない。 もやもやした憑き物がこびりついた硝煙のように落ちない。 姉は被弾しなかったので入渠もとい入浴を早々と終え、もう寝床についているはずだ。 一日は、最後に姉と些細な談話をもって閉めるというのに、私の足は寝室を向かっていない。 なんだろう。この焦燥感は。 日々の不幸で磨かれた第六感が私に警鐘を鳴らしているのだ。 提督が心配でならない。 そうして長い廊下を歩いているうち、鈍足性能も振り切るように早歩きになっていた。 執務室へたどり着き、執務室の扉を開ける。そのまた奥の私室の扉を、こっそり開ける。 どうか普段通り眠っていますように、と祈りながら……。 「……!」 いない。 執務室の神棚には、神様は宿っていなかったらしい。 寝具の布団は膨らんでいないし、服や靴なども見当たらない。 いないと分かった以上、遠慮なく速度をつけて扉を放るように閉め、その場を後にする。 廊下の床を叩く下駄の音が周りに迷惑をかけやしないか気になるが、 今はそんなことにも構っていられなかった。 私の焦燥感は増すばかりで、警鐘と化した自身の鼓動のほうが五月蝿い。 ドックとは別の浴場を確認。いない。 男子便所を確認。いない。 こうなると、私の艦橋が弾き出した推測は一つだけになった。 悠長にしていられない。 慣れとはいえ高い下駄で階段を幾つも駆け下りるのは容易ではなかった。 焦りによって足が思うように動かないのもあるだろう。 「はあ……、はあ……、……!」 岸壁の隅に置かれたベンチを照らす電灯。 確かにそこに見慣れた人影はあった。 しかし様子がおかしい。 あの人は、提督は、何をしようとしている? ベンチの横に立ち、紫煙を燻らせ、 何やら右手を見つめてから持っているらしい何かを海に向かって振りかぶろうとし、 一旦中断しては首を振り払ってまたそれを一際大きく振りかぶったのだ。 索敵機が戻ってこない事よりも大きく膨らんだ焦燥感だけが、息切れを起こした私のタービンを稼働させた。 「やめて!!」 撃ち方やめの合図よりもその声は大きかった。 その甲斐あって、提督は動きを止めてくれた。 振り向き、提督の右手の物がはっきりと確認できた。 あれは、私の心に嫌というほど刻み込まれた見覚えある小さな箱だ。 私は肩で息をしながら提督を問い質す。 「何を、しようと、はぁ、してたんですか」 「お前には関係ない」 関係ない? 笑わせてくれる。 むしろ私が大いに関係ある物じゃない。 そこは自負しておきたい。 提督が私だけに贈ろうとしてくれた物なのだから。 私はその確信を持って提督に強気で挑む。 「それ、指輪ですよね?」 「…………」 提督。 いつもは口酸っぱく"相手の目を見なさい"なんて言い回すのに、人のこと言えないんじゃない? 不気味な黒い海なんか見て楽しいの? 「何を、しようとしてたんですか」 「お前が見た通りだよ。これはお前がいらないなら無用の長物なんだ」 提督はやっと白状してくれた。 私を強く想ってくれた本音を混じえて。 嫌味ったらしく、憎たらしい感情が入っているようにも聞こえるけど、それは私が悪い。 でも、私は、それを貰う決心を出来ていない。 今後貰う予定も考えていない。 無我夢中で提督を止めることだけを考えていたので、今の私は図々しく先延ばしにしてもらうことしかできなかった。 怖くて提督の顔も見られず、祈るように目を強く閉じて懇願するしかない私を許してください。 「お願いします。それは捨てないで、とっておいてください……」 「何故だ」 「言えません。とにかく、お願いします……!」 提督の言葉が、疑心が、潮風よりも冷たく心に刺さる日めくりだった。 …………………… ………… …… あんなことがあってから数日ものあいだ、私は息苦しさを感じていた。 あれからというもの、提督は私への態度を変えた。 時折覗かせてくれた柔らかい態度が全て偽りだったように、着任初期の素っ気ない態度に一貫してしまっていた。 執務中に書類の山に手を伸ばそうとして提督のそれと触れ合ってしまっても、提督は態度を変えない。 厨房での演習も、執務中の一緒の休憩も。 そして、深夜の合言葉さえも。 何もなくなった。 私達の関係は壊れてしまったのだろうか。 距離を置かれているような執務が、苦しい。 「やっぱり、提督と何かあった?」 目の前の布団で正座で向き合う姉が、優しく、しかし不安気に問う。 同じく自身の布団に正座する私が、誤魔化す術はない。 ここに及んで誤魔化すのは、畜生のやることだ。 そこまで私は堕ちていないと信じたい。 「実は……」 私は、ことのあらましを姉に語った。 姉は静かに聞いてくれて、最後に短く、そう、とだけ漏らす。 「山城が三日間帰ってこなかったときの提督の様子、知ってる?」 無論知らない。 誰からも、提督からも聞かされていない。 私が知っているのは、帰投したときに見せた提督の号泣した姿だけだ。 私は首を横に振る。 「提督はね、食事も睡眠も惜しんで山城を探し続けたわ。それだけならいい。 でも、どんどん酷くなっていって、最後には倒れるまで煙草を吸い続けたの。 倒れる直前に提督が私を見てなんて言ったと思う?」 「死神が、山城が迎えに来てくれたって」 私は戦慄した。 それでは最早依存ではないか。 私のことを死神など縁起でもないけど、あの無表情の奥底ではそんなことになっていたなんて。 最近は提督も私と一緒にいてそれなりに楽しんでいるように見えたけど、そこまで考え付かない。 「私、提督にそこまで想われるほど何かした覚えはないんだけど……」 「そこは、居心地がいいから、とかだと思うわ。人を想うって、そういうものだもの」 そんな明瞭でない結論なのだろうか。 いや、完全に否定するわけではないけど。 私も居心地が良くないと言えば嘘になるし……。 「提督がどういうときに煙草を吸うか、山城はもう分かっているでしょ?」 分かっている。 提督もそれを示唆することを言っていたけど、そこから私は完全に汲めていた。 「山城が出撃したときも、よく煙草を吸いに外へ出るのを見たわ。このときの提督の気持ちが分かる? 山城が心配で心配で仕方ないの」 提督は、決まって負の感情が取り巻く時に煙草に当たっていた。 海に向かってあの箱を投擲しようとしたときもまた然り。 「山城は提督にそこまで想われて、嫌な気持ちだった?」 私は、少し迷ってから首を横に振った。 嫌で提督を拒絶したんじゃない。 私はずっと前から心に刻んでいたことを厳守しようとしただけ。 「私の心は常に、姉様と共にある、って……」 「それは、提督と共にあったら離れてしまうもの?」 私の言葉を遮るように姉は問う。 噛み締めてみれば誰もが思い浮かびそうなごく普通の疑問だったけど、それを何故か私は考えたことがなかった。 提督と共にあったら、どうなるのだろう。 「山城は、幸せを見つけるために、提督の傍に身を置いたのよね? 山城が探す幸せは、何なのかしら」 それは。 超弩級戦艦としての威厳を取り戻すこと。 それには、強化が必要で、その強化には提督が必要で。 でも一日の中で姉よりも長い時間を提督と過ごしていくうち、情けないことに自身の目標を度々忘れてしまっていた。 姉以外にもう一つ見つけた、一緒にいて幸福感を感じる存在。 ぼうっとそれだけを噛み締めることが多くなっていった。 私が、その幸福感を完全に自身のものにするには。 「山城の心が提督と共にあっても、私達はずっと一緒よ」 姉のその言葉で、私はやっと自身を動かすことができた。 数え切れないほど日常的に踏み締めた深夜の岸壁を、私は決心した思いで向かう。 …………………… ………… …… 「提督の想い、もう廃れましたか……?」 私の懸念していた問いを、提督は首を振ってくれた。 提督を振った挙句、足踏みまでさせる暴挙を働いたのだ。 本来なら罵倒されても仕方がない。 自身の不手際であるゆえ、不幸とも言っていられない。 でもこれだけで、私の不安は取り除かれた。 「では、もう一度、あの時の言葉を、下さい……」 安堵やら罪悪感やら感極まって、私は、一粒涙を流してしまう。 蚊の鳴くような言葉尻になってしまうも、提督は嫌味も言わず応じてくれる。 私の懇願通りポケットに常備してくれていたらしいそれが差し出される。 箱が開けられ、そのリングは強くない月明かりの下、煌びやかに存在感を放つ 数日ぶりながらもこれまで長かった感覚を思い起こさせた。 意図せずして細められてしまう私の目を提督は見つめ、これまでの息苦しさを断ち切ってくれた。 「月より綺麗な山城を、私のものにしたい」 「……っ!」 もう、だめ。 抑えられない。 提督の中へ飛び込んだ。 「提督ごめん、なさ、っ、今まで、ぐすっ、我儘ばっかり言って……。 ぐすっ、迷惑ばっかり、かけてっ……、ああああぁぁ……!!」 私を受け入れてもらえたこと。 提督を待たせてしまったこと。 思いが入り乱れ、腕の中でみっともなく泣き崩れる。 涙が止まらない。 提督はそんな私を静かに宥めてくれる。 身を引き寄せて。頭を撫でて。 「すまなかった。自分も、不器用だから……」 涙を止めてから、提督にリングを装着してもらう。 日頃不幸だと言っていながらも、このときばかりはそれが指に嵌らない、という事態にもならなかった。 存在感を放つそれが提督に見えるように、左手を私の胸に置く。 自身で装着するよりも、こうして装着してもらわなければ、ここまで胸は躍らなかっただろう。 私は頬にもう一度道筋を作ってしまう。 久しぶりに感情を顔に表してくれた提督は照れ臭そうにしながらも、私をしっかりと見つめて問う。 「どうだ。幸せは見つかったか」 「……くすっ」 言うまでもない。 提督と同じように、私も顔に感情を精一杯せり上げさせた。 私は、あの月より綺麗に笑えただろうか。 その答えは、提督だけが知っている。 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/1256.html
90 :4:2012/07/25(水) 23 49 03 提督たちの憂鬱 第1話登場人物一覧 1/3 1905年 日露戦争 神崎博之:オリジナルキャラ。嶋田繁太郎に憑依。 『西暦1905年、日本帝国海軍所属の巡洋艦和泉にある治療室で、 ある青年が目を覚ました。』本編1話より抜粋 嶋田繁太郎:少尉候補生。巡洋艦和泉にある治療室で、中の人憑依。 『史実では戦前は艦隊派(強硬派)、大艦巨砲主義者の重鎮、 戦中では東條英樹の副官と揶揄され、戦後は戦犯として処罰され、現代の架空戦記では無能、 有害の代名詞と謳われる悪役』本編1話より抜粋 巡洋艦和泉船医:中の人が憑依後初接触。 嶋田の不審な動きに負傷した為一時的に記憶が混乱しているのだろうと判断した。 大久保利通:夢幻会の暗躍で暗殺を免れる。 『強力なリーダーシップで史実とは違う憲法を作り上げていた。 特に注目すべき事は史実で軍部の暴走を招いた統帥権についてだ。 この世界では国務大臣が天皇を輔弼して軍の編成を行うことになっていた。 また陸海軍大臣は基本的に軍務経験者が就くが、 その席が空白の場合は総理大臣が兼任できることになっていた。 このように様々な権限が総理に与えられた結果、総理は大本営の一員となった。 これによって統帥部は内閣の存在を無視して戦争を実施することは難しくなった。 完全な文民統制とは言い切れないものの 史実よりは暴走を抑止できるようになっていると言える。』本編1話より抜粋 91 :4:2012/07/25(水) 23 50 35 2/3 坂本竜馬:夢幻会の暗躍で暗殺を免れる。 『世界各国を回りその見聞を広めた後、同士と共に三菱財閥を設立した。 ただし坂本自身は経営に関わらず、半官半民の傭兵部隊を作り上げて、その指揮に当たった。 この傭兵部隊『海援隊』はフランス外人部隊と似た組織であり、 東アジアの植民地警備に度々出動していた。』本編1話より抜粋 伊藤博文:夢幻会の暗躍で暗殺を免れる。韓国併合を阻止。 桂太郎、大久保利通、伊藤博文:戦費は20億円を超えており、 英米の資本に対して南満州市場を開放した。 小村寿太郎:外務大臣。南満州市場開放を反対したが 大久保や桂、伊藤を中心とした一派によって押し切られた。 1914年、第一次世界大戦が勃発。 嶋田繁太郎:駐在武官としてイタリアの大使館への赴任が決定。 大隈重信:大隈政権は日英同盟に基づき、ドイツに対して宣戦を布告。 史実では実現しなかった金剛型巡洋戦艦「金剛」「比叡」の欧州への派遣。 日露戦争で大打撃を受け陸軍は半壊状態だが2個師団の派遣を決定。 93 :4:2012/07/26(木) 00 34 38 3/3 1917年 ロシア革命 山本権兵衛:シーメンス事件などの海軍の一大スキャンダルは 夢幻会によって未然に潰された。現在の地位では接触できない。 伊藤博文:現在の地位では接触できない。 南雲忠一:『彼の知識では現在、一軍人である南雲忠一など 太平洋戦争時での将官が史実とどう違うのかが解らない。 下手に手を出すと大やけどをする可能性がある。』本編1話より抜粋 明石元次郎:アナスタシア皇女を日本陸軍諜報部が救出。 『ロシア帝国を崩壊に導く遠因を作った男が今度はロシア皇族を救出した。 それは余りにも皮肉に満ちていると言えた。』本編1話より抜粋 アナスタシア皇女:白衛軍の人間や富裕層の脱出を支援。 日本の某皇族と結婚し、ロマノフ王朝の遺産を継承したアナスタシア皇女から資金を融通してもらい されたカムチャッカ半島の鉱物資源の採掘や樺太のオハ油田開発資金を工面していた。 1919年 嶋田繁太郎:少佐に昇進。イタリア駐在武官から東京の軍令部に転任。 軍内部の人物について調査を開始。何者かの日本への介入が予想以上に大きな事を知る。 1919~1921年の間 伏見宮博恭王:軍令部長。嶋田さんを料亭に招待。
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/35443.html
無頼提督 シウバ・ワンダフォー UC 水/闇/自然 (6) クリーチャー:ビーストフォーク/ドリームメイト/ハンター/エイリアン 5000 ■マッハファイター ■相手の呪文の効果またはクリーチャーの能力によって、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。 ■このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中にある多色カードをすべて自分の手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に戻す。 作者:翠猫 DMSPP-01「伝説、豪傑、再集結!スーパー・ヒーロー・パック」収録。種族はビーストフォーク、ドリームメイト、ハンター、エイリアンの4つ。 多色カードをサーチできる提督。マッハファイターも持つ。 《希望の守り手シウバ》と《幻獣提督ウー・ワンダフォー》の合体カード。 関連 《希望の守り手シウバ》 《幻獣提督ウー・ワンダフォー》 収録エキスパンション DMSPP-01「伝説、豪傑、再集結!スーパー・ヒーロー・パック」 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/magicman/pages/31561.html
提督地竜 スカロ・ピーネ R 自然 (7) クリーチャー:クエイキング・ドラゴン/竜の一族 6000 ■このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の山札の上から3枚をすべてのプレイヤーに見せる。その中から、自然の竜の一族をすべて自分の手札に加え、その後、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。 ■マッハファイター ■W・ブレイカー ■相手のカードの効果によって、このクリーチャーが自分の手札から捨てられる時、墓地に置くかわりにバトルゾーンに出してもよい。 作者:翠猫 DMAE-15「絶対極度!トリニティ・ザヴァイア!」収録。クエイキング・ドラゴンの竜の一族。 竜の一族の提督。マッドネスと自然の竜の一族を持ってこれるマッハファイターのW・ブレイカー。 名前はイタリアの肉料理「スカロッピーネ」から。 フレーバーテキスト 「その程度じゃわいの心は砕けんでぇ!!」-《提督地竜 スカロ・ピーネ》 収録エキスパンション DMAE-15「絶対極度!トリニティ・ザヴァイア!」 関連 《幻獣提督ウー・ワンダフォー》 竜の一族の提督サイクル 《提督電竜 ギディーオンフェール》 《提督冰竜 ジャン・バール》 《提督毒竜 トルネイド》 《提督炎竜 リンドウ・ブルーム》 《提督地竜 スカロ・ピーネ》 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/banba/pages/44.html
新兵器 長距離爆撃機 航空技術80 なかなか爆撃してくれないため、うーん。狙いたい基地に隣接した基地ではなく、それより一つ遠い基地に配備する必要があるようだ(*1)。もっとも攻撃頻度的にほとんどアテにならない。対象が重点作戦目標に指定されていると爆撃しやすいらしい?新型戦闘機と陸上部隊でしか対応できない。 新型戦闘機 航空技術90 ジェット戦闘機。空母に搭載するには改造が必要(*2)。とにかく強い。敵陸上部隊にも強い。 電波探信儀 電気技術50 いちいち索敵しなくていいので実に使える。特に機動部隊の空撃で、8時の出撃直前に敵艦隊の位置を正確に把握できる最優先新兵器。要完全修理(資材15) 電波照準儀 電気技術70 通常、夜戦では全艦種射程1であるが、これを搭載した艦は日中と同等の射程を維持できる。敵がまだこれを開発していない序盤シナリオでは、巡洋艦で敵戦艦を一方的にボコれ、便利。要完全修理(資材15) ロケット弾 航空技術・電気技術80 要改造。水雷または航空機搭載スペースに積載されるため、対艦能力はダウンするが、固い敵基地を削るのには便利かも。 新型艦戦 航空技術以外全て80 わけのわからないレベルの性能を誇る新型艦船。射程だけは弩級戦艦に劣る。新型の潜水艦は特に意味が分からない。 新型爆弾 長距離爆撃機を保有(他国からでの供与でも可)した状態で、産業育成し、工業力が20001以上となる。X68000版で確認された条件(※1)。 新型爆弾が投下された基地はほぼ全てのパラメタが0と言う壊滅状態に陥る他、勝利条件に計上されなくなり、同盟時に自陣営に引き込むこともできない(※1)。 TIPS 難易度はゲーム開始時の予算、彼我の攻撃命中率に影響。 高難易度では敵が積極的になると言う説も有る。 まだ開発されていないシナリオでは、電気技術50達成をまず狙おう。これで開発される電波探信儀(索敵レーダー)は必須装備。ただし敵艦隊が攻めてきたとしても最終的には基地に横付けして砲撃に至るため、索敵自体が不要な局面も多くはある。 難易度が高めだと、初期の予算配分では、開幕で電探を開発できない難易度10なら予算を全て電気技術力に投資しても+3で33に過ぎない。ゲーム開始時の予算も500しかないため、+10で43が限界。 ただし開幕から独逸に技術供与でタカりまくって、うまく電気技術が向上すれば、開幕の月に電探を開発できる可能性がある。外交の機会は恐らく4回。そのうち3回が電気技術に入れば+7に達する可能性があるだろう。新兵器開発判定は技術開発や産業育成を行った時(会議で陸軍に却下された場合を含む)にしか行われないので、予算を先に0にするのはまずい。ほんの少しだけでいいので予算は残し、運良く独逸から電気技術を貰った時に備えよう。 一覧で一番上に位置する提督の「作戦」をあげて会議専門とすれば、いちいち選択しなくていいので凄く効率がいい。作戦は最低50は欲しい。 提督の各能力値は、各々に「経験」が最大+99プラスされる。経験は軍政でもあがるので、3ヶ月ちょっと軍政に励めばすぐに最強提督の完成。ただしハンドブックには、「勇猛」には加算されない、いやされると、2つの記述がある・・・?? 「勇猛」パラメータは効果がよくわからないので、別になんでもいいのかもしれない。 他の提督は、機動部隊指揮官二人(航空50以上)、軍政用指揮官三人(作戦40以上)、あとは最低限、戦艦艦隊指揮官と巡洋艦艦隊指揮官として砲撃50以上の指揮官が2~3人居ればいい(ついでに潜水艦隊指揮官を一人、主に母港・呉警戒用として駆逐艦隊指揮官を一人確保しておくと、なおよい)。その他の指揮官は「何となく砲撃が高い」くらいで全然構わない。揚陸(戦艦艦隊や機動部隊で散々叩いてから上陸する)・輸送・対潜防御くらいしか戦闘機会がないのだ。司令官の戦死も普通にプレイしていたらまず起きないので、予備人員も必要ない。 国民士気が高いと各種収入があがる他、完全修理(他にも?)の速度が早くなる。 軽空母を完全修理して搭載を50機にしたら相当に使える様になる。軽巡洋艦(弱い巡洋艦)を何隻か軽空母に改装するのもよい。 建造期間と消費工業力は大体反比例。6ヶ月で建造しようとすれば12ヶ月の場合の倍の工業力を要する。予算・資源は変わらず。 駆逐艦は速度30kt、他艦船は36ktあれば戦闘時2HEX移動可能で凄く便利。 多少損害を喰らってもよいように、32kt/38ktくらいにはしておきたい。 具体的には空襲を喰らった時に空母が逃げやすいし、基地砲撃では巡洋艦が早く敵砲台を射程に捕らえられるし、海戦での追撃戦時にだってもちろん早く敵にダメージを与えられる。 潜水艦は敵母港に潜ませ敵艦隊の出港を察知したい。集中運用すれば大型艦の1隻くらいは沈められる。 駆逐艦1~2の艦隊をいくつか編成し、各基地で軍政し住民友好度をあげまくろう。友好度は80はキープしたい。ゲリラ蜂起による各パラメタの半減は、駐留軍の規模がある程度以上ある基地ではものすごいダメージだ。 1回の食糧分配であがる友好度は多分、7~14。兵員供出要求→食糧分配連発コンボを行うなら、友好度85以下なら分配、86以上なら供出要求、としよう。 最初は陸軍に拒否されまくるが、経験があがってくれば作戦に加算され要求が大体は通るようになってくるので、じっくりいこう。 将来的に第2空母艦隊や第2戦艦艦隊を編成する予定ならば、軍政で得られる経験値で鍛えておこう。 基地攻略時に出現する守備兵力(航空攻撃時は、既に敵上陸兵がいる時のみ出現)は、総兵力の1/2。このため、削りきるにはかなりの回数の攻撃が必要。 陸上部隊は数の差が如実に戦闘力に反映される。少なくとも数に劣る状態で、陸上部隊同士の戦闘を行っては絶対にいけない。 数が増えるともの凄く強くなる。寄ってきた大型艦を沈めることも可能。 戦闘機/新型戦闘機は陸上部隊に有効。雷爆機よりずっと強い。基地航空隊や砲台を削ったあとは、空母部隊は直掩をあげてから基地攻撃を行うと効率がいい。毎日12時に砲台が復活する可能性があるが、耐久度1なので雷爆機または巡洋艦による砲撃ですぐに潰せるはずだ。 攻撃艦隊には上陸用の兵力は配置せず、十分に削ってから上陸艦隊を投入しよう。航空攻撃もあり得るのでやや遠巻きに。 クソザコ基地を攻略する時は、いきなり上陸を挑んでもさしたる損害は無い。 燃料を算出しない基地は、敵陸上部隊を殲滅せずとも、燃料を0にした上で陸上部隊を町か村に突入させれば占領可能。 既に敵艦隊の攻撃を受けている、または受ける事が確定している基地をどうしても死守せねばならぬが陸上部隊の補給が間に合わない場合、40大隊を積載した艦隊を特攻寄港させて部隊を降ろせば当面は間に合う。同様に燃料の輸送も可能である。 ただしそこまでして死守せねばならないケースはあまりない。逆に、基地補給で全てを撤収し、基地は取られるが実質損害ゼロ、で取り敢えず落ち着いてから、準備万端で奪還作戦を発動した方が大抵は、結局損害は少なくなるはずだ。 占領された直後に基地を攻撃すると、敵艦隊が停泊している時が・・・撃滅のチャンスである。 指揮官がいないからか魚雷を装備していないからかそういう仕様なのか、基地航空隊の対艦能力はとかく低い(無条件に錬度0扱いにされているからと言う説もある)。基本的にあまりアテにせず、防衛については艦隊も使おう。 とは言え雷爆機が500もいれば、余程の大艦隊でなければ撃退できる。 ・・・のだが、敵の艦砲射撃か?などで、一度に100機くらい破壊されたりもする。本気の抵抗は大損害も覚悟せねばならないのだ。 空母に戦闘機・雷爆機を同時に載せると航空隊が戦爆連合になるが、攻撃されるたびに戦闘機・雷爆機共に減少するので、損害が凄く増える。 ただし直掩時、敵の空撃から艦隊を守るためには、できるだけ多くの戦闘機の駒で壁を作るのが有力。かつ、航空機同士の攻撃時はほとんど(特に航空技術力が低い場合)、撃墜数は1である。つまり戦闘機50機×2部隊だとした時、大体の場合、敵へのダメージは2機撃墜。だが25機×4部隊とした時は、4機撃墜がほぼ保証されるのだ。 空撃時にも数が多い方が有力と、筆者は考えて居る。ハンドブックには「攻撃力は少数を多部隊よりも、規模の大きい一部隊の方が攻撃力が高い」とあるが、火災と言うフューチャーがある。敵戦艦で顕著な話なのだが、戦艦が5隻いたとしよう。このうち1隻に集中攻撃をかけ続けると、その1隻は火災の消火に手一杯だろうが、沈めきるまでの間、他の4隻から対空砲を撃たれ放題なのである。これがバカにならないのだ。 その点、均等に攻撃し、常に敵戦艦5隻が火災を起こしている状態を作りだしてく攻撃法であると、敵の対空砲火の機会自体が相当に減るため、こちらの損害は何分の一かになることが期待できるのだ。更にたまに敵が消火に失敗し、攻撃もしていないのに耐久力が減る事が普通に期待出来る。これもお得だろう。 それじゃ沈めきれないじゃないか?と思うかもしれないが、どの道戦艦5隻なら1回の空撃では殲滅は不可能。同じ2回または3回の空撃を行うなら、損害が低い方がいいに決まっている。敵戦艦を一日も早く一隻でも多く完全に撃沈しないとやられるまたは逃げ切られるなんて事はほとんどないのだ。 機動部隊には潜水艦対策、及び基地攻撃時に艦砲射撃で砲台を削るため、何隻か巡洋艦を配備したい。 砲台を削ると言ってもガチで削るわけではない。それは航空機や戦艦に任せる。巡洋艦の仕事は、毎日12時に耐久度1で復活する可能性の有る砲台の始末だけである。 基地攻撃時、まず機動部隊で空撃を行い敵砲台を破壊。その後は8時に直掩をあげてから12時、16時に基地砲撃を行うと効率的に敵陸上兵を削れる(毎日直掩を行うので航空攻撃対策にもなり盤石)。この際、毎日12時に敵砲台が1だけ回復するので、これに対抗するため巡洋艦の1隻は最低限用意したい。空母で無理矢理砲撃できなくもないが・・・。 敵がHEXに出して来る兵は、在庫の半分である。攻撃のたびに殲滅していればどんどん半減していく。残りが10を切ったら仕留めにかかる。 8時直掩、12時上陸準備、16時に上陸で決める。上陸した後は空撃でも敵兵を削れるようになるので、当該基地に入港して補給したいのでなければ、あとは帰還しながら・・・遠方からのとどめの空撃一撃で勝てるだろう。敵兵残1や2などなら放って置いてもいいし、駆逐艦艦隊辺りを派遣して攻撃させても十分だろう。 燃料・耐久を0にして後は味方基地による攻撃に任せるのもまたよし。 基地攻撃時、戦艦が居るとその長射程によりほとんど移動せずに砲撃ができて助かる。移動するたびに機雷との触雷判定があるのだ!(機雷は実際に設置されているわけではなく、移動するたびに確率で接触する) 情報技術力は同盟国の増減によっても増減する。もっとも、それをアテにして技術力をあげない、とすると電探の精度は悪いわものすごく時間はかかるわ外交団招致のために第一艦隊は母港を離れられないわ出撃中に陸軍が勝手に断って友好度が低下するわで実は効率が悪い。 更に、同盟を結んでも情報技術力の向上は+10~13ほど。これは予算500~650程度と言えばなかなかバカにできないが、だが待って欲しい。その間にドイツやイギリスと言った「即戦力」から、他の技術を貰った方がよいのではないか・・・? ただしソ連については、連合国が苦手な砲熕・鋼材が高いため、序盤シナリオでは引き込んでおくのもアリ。 少量の投資で同盟(最低でも有効度80が必要)を行えるなら、これは得である。s1の日本でソ連と同盟を結べるのであれば、決して捨てた物ではない。特にs1最初の1ヶ月(第一艦隊がほとんど母港にいる)にタイやソ連が援助をタカってきたらこれは大ラッキーパターン。なんなら独逸は後回しにしてでも(難易度にもよる。電探開発は最優先だ)、外交団招待で畳み込んで出来るだけ早く同盟してしまいたい。放って置くと政府が勝手に援助要請を断って、せっかく上がった友好度が下がって仕舞いかねないのだ。 タイと同盟するとバンコク基地が支配下に入る。 中国と同盟するとジュウケイ、ナンキン基地が支配下に入る。 ソ連と同盟するとノモンハンとウラジオストク基地が支配下に入る。 いずれの場合も、基地耐久度と兵力が20以下である、または基地燃料が0であることが、支配できる条件のようだ。このためあまりアテにはできない。 大和特攻シナリオではドイツが降伏するため代替にブラジルを引き込んで技術をたかろう。 敵艦隊(CPU)には燃料切れの概念が無い。母港にワープ帰投したりする。損害で艦隊速度が0になってもワープする。 艦隊の戦闘艦艇を全て失ったあと、のこりの輸送船は逃げ切り、一番番号の若い艦隊に編入される。可能なら輸送船を殲滅してから戦闘艦艇を全滅させたい。 電波探信儀はできるだけ早く装備。電波照準儀は航空隊メインで戦うなら別にいらない。 電波探信儀が使えない場合、完全修理で巡洋艦の搭載をあげて偵察機を多く搭載しよう。こうすれば空母に偵察機を積む必要がなくなり、機動部隊の戦力向上が期待出来る。 と言うかそもそも論、空母に偵察機を積むなどは愚の骨頂である。 完全修理では、電波探信儀、電波照準儀、空母の「搭載」を優先。他は応急修理でも上がるのだから当然だ。 巡洋艦の電照は必須とまでは言えないが、戦艦には是非装備しよう。 戦艦の装甲は30あれば十分。速度も輸送船を編入する前提なら25ktをキープすれば十分。それ以上を狙うなら戦闘時2HEX移動できる36ktまであげないとあまり意味が無い。 駆逐艦は射程の都合上対艦はあまり意味が無い(艦隊戦時はほとんど雷撃しか行わないはずだ)。対空と装甲を重視しよう。 敵艦隊攻撃時には、火災を起こした艦は放置して、できるだけ多くの艦を火災状態にする様にすると、敵の攻撃機会が減少する。どうせ数ターン波状攻撃を仕掛けるのであるから、被害少ない完封勝利を目指そう。 ただし空母は以降のターンの反撃が怖いので、この限りに非ず。1隻でも生き残っていると危ない。基本的に全力で沈めよう。 大破(ゲーム上での使い方を誤った大破ではなく、根本的な大損害)してしまった艦は、1隻2隻だけの艦隊にしてどこかで応急修理するか、他の候補の艦がいないなら完全修理で。いずれにせよ大破した艦の1隻2隻のために、他の10隻以上の戦闘艦艇も足止めを喰らうのはNGだ。 第2艦隊以降の艦隊に空母を編入した場合、基地攻撃はNG。非常に効率が悪い。敵艦隊攻撃に用いるのが吉。 大日本帝国 国力最大のs4.ミッドウェイ開戦が最もプレイしやすい・・・かと思いきや全然そんなことはない。敵戦力は正規空母8(うち3隻はミッドウェイの藻屑と化すだろうが)、戦艦22隻!と、s1に比べ倍増しており、猛攻を仕掛けてくる。これを全て撃破するまで激戦が続く。日本軍の持つ航空戦力や陸軍戦力の予備では対処しきれず、当面基地を取ったり取られたり。自軍の損害も相応に出る可能性がある。更に、こちらの版図が広いため、敵がどこに攻めてくるか、振り回されっぱなしである。 その点s1なら序盤の編成・基地攻略の面倒さはあるが、壊滅させるべき戦力は半分であり、その後は登場してきた端から各個撃破の形になる。序盤のコツさえ掴めば相当に楽だ。また、普通に進めればミッドウェイの時期には電波探信儀・電波照準儀の配備も終わっている。 s2は重点作戦目標を一つも達成せずに帰港することになり、戦艦空母を何隻沈めても0点評価、その後キャンペーンをプレイするならが少々辛い。しかも戦艦部隊・機動部隊等全てに補給し出撃が完了するのは下手をすると3月になり、サイパンあたりの基地を守るのが大変すぎる。電探・電照の開発・装備も遅く、基地攻略が遅れるから収入も少ない。サンダカンかソロンを奪取するまでは燃料はカツカツ、内地の基地の燃料備蓄を取り上げて補給せねばならない。これならs1で始めて、機動部隊は真珠湾など攻撃せず敵の来寇を片端から撃沈した方がよい。 序盤シナリオではとにかく資材が足りない。初手香港はまあ大体は仕方ないとして、以降はサンダカン・バンゼルマシンと一直線に南下するのが多分一番早い。戦艦部隊+後詰めの輸送部隊で突き進もう。ちなみにマニラは台南などの基地に任せて大陸沿いをシンガポールまで駆け抜ける初動もアリ。本土からの距離が近いため後ほど、空母満載の第一艦隊で攻撃もしやすい。 マニラは戦艦部隊主力を向ける。これでも相当な被害が出るが、巡洋艦では返り討ちに遭いかねない。大破した艦は母港に戻し完全修理で電探・電照装備。 マニラでの戦艦部隊の損害を嫌うなら、機動部隊を向けてもいい。開戦後敵のサイパン辺りへの侵略を迎撃したついでに落とすでも可。この場合資源の獲得は遅れるが、戦艦の修理がいらない。機動部隊は主力も主力なので、なるべくプレイヤーが操作しよう。 他の基地は巡洋艦部隊で落とせる。ダバオやソロンは巡洋艦では結構被害が出るけど。 グァムも取っておくとこの近辺の補給が楽になる。敵艦隊は基本的にこの辺りを狙ってくるので、機動部隊で攻略し、敵艦隊にも備えておこう。 s1開幕の重要作戦目標会議は、マニラ・ダバオ・ソロンが実現可能かつ有用かつ通りやすいようだ。3つの内一つ、ハワイ・ロスアンジェルス・サンフランシスコ辺りを混ぜると更に通りやすい。 作戦目標以外の基地を落としていけないと言うことはないので、何はともあれ燃料の収入と、後述するが兵力の増加のため、サンダカンかソロンは取っておきたい。 無難ならサンダカン。ソロンは最前線となり得るため、取るや否や敵基地からの反撃を喰らう。ただ、有力な敵基地であるソロンを早期に叩いておくと言う意味はある。 s1の初動において、出撃する艦隊を100%まで補給する必要は無い。補給に時間がかかりすぎ開戦に間に合わない!サンダカンを落とせば燃料は現地で補給できる。50%有れば恐らく届く。 ついでにマニラなり台南なりに燃料輸送船を大量配備、資源を集めて現地で応急修理もできるようにするといい。 戦艦艦隊を第2艦隊以降で委任状態で使うなら、特にHEX戦を見る場合において、搭載されている陸上部隊は無駄死にまくりなので、降ろしておこう。2大隊の陸兵はすぐ蒸発するのだ。 ちなみに開幕で16隻の機動部隊を作ると燃料補給に10万ほど必要で・・・開幕でソロンかサンダカンを取らないと身動きが取れない・・・。 s1初動をまとめて見よう。筆者的な定跡である。空母優先と戦艦優先、および、マニラ・ダバオを損害覚悟で戦艦をもって早期攻略するや否やである。 案甲 内政しつつ空母を全艦完全修理(基本的に搭載機数増加と、難易度次第で電探のみを若干装備。資源はちょうど足りて、一ヶ月で終わる)。なお香港やハノイなど薄い所は、巡洋艦12駆逐艦4くらいの艦隊で落とす。戦艦部隊を1つまたは2つ編成するが、駆逐2兵員輸送艦4くらいの輸送艦隊を3つ用意し、徹底した砲撃後に上陸をかける。 案甲a 戦艦部隊でマニラと攻略。戦艦部隊は二手に分けてもいい。マニラとダバオは防備が固く戦艦部隊が中大破するが、マニラで最小限の応急修理を行いつつ戦い続ける(大破した艦は本土に戻して完全修理。高難易度でないならついでに何隻かに電探も装備)。その後はサンダカンを攻略し寄港。燃料を補給し、南方資源地帯を全て攻略する。 案甲b 戦艦部隊でいきなりサンダカンを攻略。マニラ・ダバオは翌月に空母で攻略する。戦艦部隊の損害を嫌う案だ。マニラの資源採掘は遅れるが、その分戦艦の修理代が浮くので・・・と言えなくも無い。戦艦艦隊は、燃料55%あれば香港を落としてから無補給でサンダカンを落とせる。初期からある既に10大体の陸戦隊を積んだ輸送船は、戦艦艦隊に編入しよう。これなら補給は5日で行えるはずだ。なお香港に全兵力が上陸してしまっては香港か台南に寄港し陸兵を乗せるのはやむを得ないが、艦隊に10大隊以上残っているなら完全無補給でサンダカンに行って良い。戦艦艦隊に続いて、巡洋艦艦隊に兵を満載し、やはり55%程度の燃料でハノイに向かおう。 現状で台南は補給ロスは生じない設定になっている。各所から台南に陸上部隊を集めよう。サンダカンはマニラとダバオに扼されているので、補給に20%のロスが出てしまうのだ。 この際低難易度なら小規模な輸送艦隊で台南からサンダカンまで陸兵を輸送しても問題無いが、高難易度だと割と簡単に沈められてしまう。この場合はしっかり護衛してやらないといけない。 案乙 低難易度専用。初動でいきなり戦艦に電探(若干)と電照を装備。とは言えいきなり全艦とはいかないので2ヶ月に分けて。その間は巡洋艦隊でザコ基地を攻略しつつ、空母をこきつかっていく。 電照による対艦戦闘と夜間砲撃を効率良く行えるのが利点だが低難易度専用。 実際の所、案甲の方がよいと思われる。 兵員は毎月20~30大隊の供給になる。これ、兵員輸送船をうっかり沈められたりすると全く足りない。駆逐艦1だけの艦隊をいくつか編成し、各地で軍政を行い、兵員供出要求→食糧分配を繰り返そう。2日に1回平均10大隊増えるとすると、月に150大隊にもなる! このゲームでは南方作戦が完了すれば燃料は余りまくる。それを兵員に変えると考える。 ちなみにポートモレスビーまで攻略し国民士気99/工業力7000でも月に40大隊少々。軍政で動員しまくらねば、どうにも勢力拡大に陸兵供給が追いつかない。 人口の多い基地で行うのが好ましい。得られる兵員は1~人口の間で多分ランダム。食糧分配に要する燃料は人口×300。人口10の基地であると毎日のように燃料3000をすり減らす事になるが、コスパは考えなくていい。南方資源地帯を抑えれば燃料は足りる。常に1だけしか徴兵出来ない基地なんかは遅すぎる&操作も面倒なので忘れていい。人口の多い基地2~4箇所でガンガン徴兵しよう。 人口の多い基地は シャンハイ 10 マニラ 6 サイゴン 5 次点で、バンコク ジャカルタ クアラルンプール ホンコン ソウル が4 大和特攻シナリオなどでは、人口3の台北やダイレンも活用して根こそぎ動員だ! 砲熕・鋼材以外の技術力はドイツ様にタカれる。ので、電気を必要レベルまであげたら砲熕技術をあげるのが有力だ。ただしこの2つの技術はある程度でいい。航空機が強くなりかつ新兵器の開発が見込める航空技術、応急修理で艦船の移動が2HEXになり魚雷命中率が向上する機関技術は、過度な砲熕・鋼材技術より優先させたい。 ちなみにs1で難易度1の電気70開始すると、1年少々でドイツ様にタカれる技術がなくなった。第1艦隊は8割方母港、と言うプレイなら、1年で合計100技術力程度タカれるようだ(高難易度だと140を稼ぐのに1年半程度かかる計算)。これは予算にすると5000に相当する。 開幕ドイツラッシュは高難易度の方が有力だろう。高難易度ではゲーム開始時に配分できる予算が少ないため、中難易度程度でも電照(電気70)は無理、高難易度だと電探(電気50)にも届かない。これを水準まで持ち上げる手助けになるのだ。 参考までに、インド洋からポートモレスビまで沿岸は全て攻め取り工業力7000、国民士気99の時の毎月の予算が2000程度。実際上の大日本帝国最大予算だろう。 s1開始時のそれは725。各種兵器を生産し工業力をあげながら技術開発資金を捻出するのは大変だ(技術力は毎月、10かそこらしかあがらない)。戦没艦の再建などが挟まった日には目も当てられない。神様仏様ドイツ様。 開幕からソ連との同盟を目指すのも有力。放って置くと政府が勝手にソ連の要求を断る事で有効度が下がっていくため、同じ同盟をするなら早い内と言うのもそれはそれで理に適っている。運が良ければ11月中に同盟可能、場合によってはノモンハンが得られ収入向上および大陸の防御兵力が浮く。ウラジオストクは得られないことが多いが、別途記載してある兵数条件の問題だろう。 第1艦隊が8割方母港の場合、低難易度なら1年ちょっと、高難易度でも1年半で、情報以外の技術力平均90+新型戦闘機開発が完了する。 連合国 序盤シナリオにおいて、ハワイ、ロスアンジェルス、サンフランシスコ以外を完全撤収。雷爆機を増産し3基地に配備、戦闘は「見ない」。これで日本艦隊ホイホイが完成。大体殲滅してから反攻に転じれば楽勝。 東南アジア艦隊の補給用にソロンとウェーキの撤収はやや遅らせる。 ハワイに補充するときに損害が出て憮然としたりするが、その分は電波照準機装備の戦艦部隊で歓迎してやろう。 技術は最初はイギリスにタカる。その後ソ連を抱き込んで砲熕・鋼材をタカる。 一年足らずで全技術がmaxとなり、使い切れないほどの戦艦を連れて反攻に出られるだろう。 艦艇運用的なこと 艦船の対空は40程度からかなり強力に感じる。当たれば数十機程度を削れる。基地航空隊はあまり怖くない。攻撃は空母・戦艦に任せ、巡洋艦は防空仕様にするとよい感じだ。 どの艦隊でも巡洋駆逐は3隻程度は入れたい。潜水艦対策の意味が大きい。 機動部隊は空母13・巡洋3程度がいい感じ。潜水艦と、敵砲台に対応できる。 この規模だと、直掩戦闘機が13部隊得られ、ほぼ完全に敵航空隊の移動を封じ込められる。対空戦闘1回ごとにしっかり陣形を組み直そう。 基地的なこと 基地補給時のロス(消息不明率)は、戦闘可能(隣接)基地が敵支配下にある場合と思われがちだが、実は別の要素によって決まる。隣接基地とは別に補給を扼する基地が設定されているのだ(重複している場合もある)。 例えばタイナンはホンコンとマニラを攻撃可能だが、これらが敵支配下にあっても補給ロスは起こらない。サセボ、タイペイ、ナハ、イオウジマの4基地がロスの判定に用いられる。 何故かハワイの場合、イオウジマが設定されているため、s1開始直後から補給にロスがある。ふざけんな。 ロス判定に用いられる基地1カ所を敵が支配するごとに、ロスが10%。これは基地ごとに1~4カ所設定されており、最大で40%ロス。 序盤の連合ジュウケイ、s4の連合ミッドウェイは見事に40%。 ハンドブックを信じるなら、かつ近接基地には長距離爆撃を行わないと言う仕様を信じるなら、アッツ、ポートモレスビー、ロスアンジェルス、サンフランシスコに対しては長距離爆撃は行えない。よって日本軍でプレイする場合、長距離爆撃機の有用性は限定的である。 ペキンは、ジュウケイ、ウラジオストク、ノモンハンに長距離爆撃可能な有用な基地。 もっともノモンハンはソ連と同盟すれば手に入るし、ウラジオストクは沿岸かつ日本本土に近く、そう攻略は難しくない。 ジュウケイは内陸部かつ100大隊以上の陸兵が駐留していたりするので攻略は諦めて(700大隊くらいで包囲しても全然削れない)、防衛に徹しよう。どうしてもと言うなら支那相手に外交戦を展開するか、或いはs4以降で始めると何故か日本の支配基地となっている。 サイパンからはしっかり日本全土を長距離爆撃可能。ただしマーカスのせいで補給に10%ロス。ウラジオストクも可だが補給に40%ロスであるため現実的ではない。 シナリオ1では、年内にソ連と同盟することも可能。これはこれで情報収集技術力があがるため、電探・電照の性能があがって、おいしい。 同時にウラジオストク・ノモンハンが大東亜共栄圏に組み込まれる可能性がある。 この時「当該基地の兵士数および耐久度が20以下」または「基地燃料0」のどちらかの条件を得る必要がある(※1)(*3)。 SFC版では無条件(※1)。 1945年8月7日までに同盟できないと、8日に連合側に立って参戦してくる(*4)。同時にウラジオストクの陸兵が+50される。(※1) 基地攻撃 ポートモレスビー、ハワイ、サンフランシスコ、ロスアンジェルスには大規模な航空隊が配備されている。落とすには大規模な機動部隊(空母10隻以上)で当たりたい。この際戦闘機数は35(軽空母なら30)程度にはすること。空母以外は対空を40以上にあげた電照付き巡洋艦がいい。兵員を20は持っていくこと。 朝8時に先制空撃。ハワイだと在泊艦がいるだろうから数部隊は雷装しておく。 敵戦闘機を適当に相手しながら 在泊艦・砲台を壊滅させるまで続ける。 12時には直掩。戦闘機の壁で敵の機動を阻みながら雷爆機を殲滅する。 次に敵兵を削りにかかる。朝8時に直掩、12,16時に砲撃。敵兵はみるみる減っていく。 毎日12時に復活する砲台は巡洋艦の砲撃で対処。 敵兵を40程度以下にまで(HEX画面に出現するのは20程度になる)削ったら夜間に上陸。 後はひたすら直掩砲撃で削りまくる。 敵兵が多いため時間がかかるのはやむを得ない。 新型戦闘機ならサンフランシスコ・ロスアンジェルスの連続攻略も可能。 基地防衛 基地航空隊は弱い(錬度0計算だから、と言う噂があるが真偽不明)。しかも戦闘を「見ない」にすると更に弱い。もし数百機の雷爆機で敵を歓迎できるなら「見る」で迎撃しよう。 他には(燃料を用いた軍政兵員増殖を前提で)大規模な陸兵を配置しての顔面受けがある。これは「見ない」の方が効果的だ。狙われそうな所に最低8程度の兵員輸送船を配備しておき、敵が来たら輸送するかたちになる。輸送船を沢山製造し配備することになるが、航空隊に損害が続出するよりは安上がりな、気がする。 基本的には、航空隊より兵員の方が強いよう? 脚注 ※1 「開発中」氏の調査による。主としてX68000版での調査。 https //www.youtube.com/@kaihatsuchu/videos